メニューを飛ばして本文へ進みます

美しさにまごころこめて

日本メナード化粧品株式会社

HOME 研究・商品開発 主な研究 皮膚常在菌「アクネ菌」の研究① アクネ菌を遺伝子レベルで分類し、ニキビ発生に大きく関わる種類を発見

女性の肌の大きな悩みの一つである顔のニキビの原因として知られている「アクネ菌」について研究を進めています。
アクネ菌をDNA解析することによって、タイプが4種類あること、さらにDNAタイプ「D3」がニキビ発生に大きく関わるタイプであることを見い出しました。

アクネ菌

ニキビ発生のメカニズム

ニキビ発生は、毛穴がつまることから始まります。毛穴がつまると、毛穴の中に皮脂がたまり、白ニキビができます。そして増えた皮脂によってアクネ菌が過剰に増殖し、アクネ菌がつくり出す酵素リパーゼによって炎症が起こり、痛みを伴う赤ニキビになります。

ニキビができる過程

アクネ菌の遺伝子レベルでの分類

DNA解析の手法の一つであるRAPD法(Randam Amplified Polymorphic DNA Method)にて、アクネ菌を遺伝子レベルで分類しました。アクネ菌のDNAのパターンを、電気泳動を用いて解析した結果、アクネ菌のDNAタイプはD1、D2、D3、D1/D3の4種類に分類されることがわかりました。
さらに、これらのアクネ菌がつくり出すリパーゼの活性を調べたところ、D3とD1/D3が高い活性を示しました。

電気泳動によるDNA解析、アクネ菌がつくり出すリパーゼの活性

ニキビ病巣部と健常皮膚のアクネ菌DNAタイプ

ニキビ病巣部に存在するアクネ菌のDNAタイプについても調べました。その結果、D3が圧倒的に多いことがわかりました。さらに、10代から30代までの年代別にDNAタイプを確認したところ、年代に関わらず、D3が多いことがわかりました。また、健常皮膚であっても、ニキビの多い10代にD3が特に多いこともわかりました。

以上のことから、D3タイプのアクネ菌がニキビ発生に大きく関わっていると言えます。

ニキビ病巣部と健常皮膚のアクネ菌タイプの割合
  • 日本皮膚科学会雑誌115, 2381-2388 (2005)
  • 第103回 日本皮膚科学会総会 (2004)
このページの先頭へ